チャイナドレスの選び方

 ご利用のお客様には、こちらのフリップをお見せしてご説明しておりますので、ここでも、順を追ってご説明していきましょう。

 

1.長さは気にせずに

　多くのお客様が、衣装ラックから手に取ったドレスをお体に当ててみて「長いから背の低い人には無理ね」などとおっしゃっています。

が、それは間違い。
吊るしてある状態はぺったんこ。人間の体には丸みがあるので、それによって持ち上がりますので、長さは気にせずに。
さらに、チャイナドレスにとって「長さ」はメーカーやデザインによって変わるもの。サイズによって変わるものではありませんので、背が高いからと言って大きいサイズを選ばなくてはならないわけではありません。

 

2.胴回り（バストとヒップ）を目安に

　チャイナドレスは、お胸とお尻廻りが一番タイトに出来上がっておりますので、バストとヒップを基準に選んでいただくとよりぴったり綺麗に着られます。

タイトな衣装なので、お胸をつぶしてしまうとメリハリが全くなくなりますし、体の横にファスナーがあるタイプ（これが大多数です）のドレスだと、お尻にゆとりが無いとファスナーが上がらないばかりか、無理に上げると下腹がポッコリ見え、さらには動くとずり上がってきてしまいます。

バスト・ヒップサイズに＋3～5センチのゆとりがあると綺麗に着られます。

 

3.普段着ている洋服のサイズと、もう1つ上のサイズを選んで。 必ずサイズ違いで２～３着選んで。

　チャイナドレスは、メーカーや入荷時期によって、同じサイズでもかなり大きさにばらつきがございます。

ですので、２を目安に、普段のサイズともう一つ上のサイズをお持ちいただくと大体ぴったりなものを見つけられます。

 

　それから、お色。

チャイナドレスというと赤や黒のイメージが強い方が多いようですが、弊店には100着以上色とりどりのドレスがご用意してございます。

自分に似合う色がわからないときは、「好きな色」と「普段はあまり選ばない色」を両方ご試着なさってみてください。

全身1色になるチャイナドレスですと、案外「普段はあまり選ばない色」がお似合いになったりすることもございます。

どうしても選べない！そんな時は、お気軽にスタッフにご相談くださいね。

 

もう1つ、特に撮影プランでの衣装選びのポイントとしては、「黒が必ずしも細く見えるとは限らない、白っぽいものが必ずしも膨張して見えるとは限らない」ということ。
どんなに黒いドレスを選んでも、チャイナドレスが美しく見えるポーズがきちんとできなければ、逆に体が四角く大きく見えてしまうこともあります。

また、派手な柄のものの方が案外ほっそり写ったりするんですよ。

　臆せずに、色んな色柄にチャレンジしてみてください。